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聖都エルザード
聖獣界ソーンの聖都(首都)である。
広場には吟遊詩人が謳い、酒場や宿屋には人々が集う。郊外には聖獣王の住まう得るザード城があり、人々や聖獣、ソーンの全てを統治している。 |
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エルザード城
聖獣王の住まう居城。
☆城の周囲には広大な庭園が広がり、それは聖獣王、一の姫「純白の姫エルファリア王女」の為にしつらえられたと言う。
本来は4属性の精霊王が定期的に城を訪れ、聖獣王と世界の情勢について会談が持たれるのだが、現在、火と水の精霊王が本来の役目を放棄した形となっており、地の精霊王は先代が絶命して以来、不在のままである。 既に王の資質を持つ者の卵が生まれていると言われてはいるが、未確認情報である。 |
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☆水晶宮(すいしょうきゅう)
水属性の者らを統べる、精霊王「瑠海皇(りゅうかいおう)」の宮殿。 海皇とも呼ばれる精霊王の生まれる産屋「瑠璃宮」は水晶宮のはずれにある。
現在の瑠海皇は人魚の聖獣「頼久」であるが、王女エルファリアの要請により、ティエラに降りた彼は、ヴィジョン(聖獣超戦士)として人間のマスターに遣えている。 |
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☆ネレイド王国
数百年前、ティエラのアクアシーズに存在した小国。
小国ながら、その地の豊富な地下資源、何より強力な海軍を擁している事で名を知られていた。 が、魔族侵攻の先駆けの国となってしまい、ティエラ全土を守る為、魔界よりのミラージュゲート(異次元回廊)もろとも、消滅の道を辿る。
その折、「海賊王女」と名を馳せた海軍指揮官である同国の王女が、己が身を犠牲にして戦い続けたという逸話が、吟遊詩人たちによって今も語られている。 |
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☆焔麗宮(えんれいきゅう)
火属性の者らを統べる精霊王「火醒皇(かせいおう)」の宮殿。 現火醒皇は不死鳥族の皇子「蘇皇」。 瑠海皇と同じく、エルファリアの要請によりティエラに降りている。 焔麗宮にある産屋は「煉華宮(れんかきゅう)」燃えさかる溶岩の柱の中に、火醒皇の卵は宿る。 |
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☆珀杜宮(はくときゅう)
地属性の者らを統べる精霊王「櫂楠皇(かいなおう)」の宮殿。 摂理の盟約により地属性の者は、水属性の者の守護者となるの事が定められている。 地の精霊王神獣族の長「ぬえ」が守護についたのは次代の瑠海皇であったが、守護しきれず命を落とす。それ以後、珀杜宮の産屋「翡翠宮(ひすいきゅう)」の翡翠の柱には次代精霊王の卵が宿った事という報告はない。 |
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☆貴翔宮(きしょうきゅう)
風属性の者らを統べる精霊王「斎雅皇(さいかおう)」の宮殿。 4つの宮殿のうち唯一ソーンの上空に浮ぶ浮島に、その宮殿はある。 もう随分昔から風の精霊王は不在のままであったが、風の産屋「双翼宮(そうよくきゅう)」につい最近、新たな命の鼓動が響いていると、水晶宮に住まう未来見の姫君が遠見したという噂が流れている。 だが、どの聖獣から王が生まれるのか、いつ孵化するのか・・・などは全て謎のままである。 |